· 

コンパスウォークレポート No.5

 

7月にコンパスウォーク綾羅木で「第1回 感謝のお手紙コンテスト」を開催いたしました。

ご利用者様へ、日常なかなか伝えられない「ありがとう」の気持ちをお手紙にしてみませんか?とお声かけしたところ、9名の方にご参加いただきました。

ご家族宛のお手紙は楽しかった時のことや辛かった時のこと、その時々に感じられた感謝の気持ちがつづられ、心温まる内容でした。

私たちコンパスウォークスタッフ宛のお手紙を書いてくださった方もおられ、とても感動しました。

お手紙はどなたもとても素敵で感動的な内容でしたが、その中から金賞・銀賞を選ばせていただき、ご参加いただいた皆様に授賞式を行いました。

 

入賞作品の中らおひとつご紹介させていただきます。

 

(以下ご利用者様のお手紙)

 

「徒に過去悔いるな 徒に先のことを思うな 今日一日を大切に、実りあるものを」とは賢人の言葉である。

 

さて自分は今まで人間として、社会人として、家族の一員として、相手方に何をしてきたか、どうすべきであったか、あんなことをしてしまって、と忸怩たる思いと後悔ばかりである。

又、加齢につれて心身の衰えを嘆き、これから先の病や死について要らぬ不安と恐れを抱く毎日である。

然し、これらについて危惧、思い悩んでも一個人としてどうにもならないことであり無用と言わざるを得ない。

要はこれから先の実りある人生である。

 

例えば寝られぬ夜の長さに悶々とし、嫌なことから早く逃れたい、電車やバスの待ち時間のイライラ、早く時間がたてばと思うが、実は余命幾許もない老人にとって極めて大切な一刻であることに気づくべきである。

今日一日曲がりなりにもこうしてきていられたことに先ずは感謝である。

 

自分は最近事毎に「有難う」と努めて口に出すようにしているが、そもそもは家内が長い病であちこちの療養施設に入居していた。その際、担当の人に対して「有難う」と言えば家内に対しても良くしてくれるのではないかとの打算が入っていたことは否めない。

又、最近バスを利用する時、運転士さんにも必ず礼を言うことにしている。だが、彼らの中には無返答か或いは無視される。当初は、彼らは乗客からの運賃収入によって生計を立てているのでは?と不満に思ったものだが、此処まで安全無事に到着できたことに感謝しているのだと思うこととした。

 

人は一人では生きていけない。必ず他の人との関わりと恩恵によってであることを思い、感謝すべきである。

どうか今日一日此処までこられたことに先ずは感謝し、何事も他の人のおかげで生きてこられたことに感謝することを忘れてはならない。

と、家族に伝えたい。

 

後記

昨今頭を使うことは滅多になく、たまにナンプレを解くくらいである。従ってこの度の宿題は難問であった。

無い知恵を絞って漸くできた拙文であるが、これも又良い経験であると感謝である。

 

(以上、ご利用者様のお手紙)

 

ご利用者様のお身体の健康サポートはもちろんですが、心の健康もとても大切に考えています。今後もご利用者様が楽しく、充実した暮らしを送れるようにお手伝いをさせていただきたいと思います。


〒759 6604 山口県下関市横野町1-21-13

✉ honey@honeydry.net

☎ 083 258 2110